今までの私を振り返ってみると、挫折という挫折はしたことがありませんでした。
高校入試もある程度低めを狙って難なく入学できたし、
部活をやめたことだって挫折とは言わず、なんとなく面倒くさくなってしまっただけだし…。
そんな私が、初めて挫折を味わった場所が、NICでした。
入学二カ月目から、私は毎日泣いていました。
課題も追い付かない。授業とバイトで体はボロボロ。
課題をやらなかったせいで、グループ学習をしている仲間の中、
何もできずに下をむいているだけの日もありました。
本当に、悔しかったです。。。
あれだけ頑張って来たのに、こんなところでダメになりたくない。
そんな気持ちとは裏腹に、私の体はついていけなくなっていました。
でも、友達は友達で精いっぱいやっているんだから、愚痴ることもできない…
そんな日が続き、とうとうダメかと本気で思いました。
親に頭さげて、家に帰らせてもらおうかと思いました。
そんな私を救ってくれたのが、NICの先生たちだったんです。
私の成績の急降下、課題提出の激減。
こんな状況から、何かを感じ取った先生に、声をかけられました。
恥ずかしながら、最初は笑いながら、「大丈夫です」なんてかわしていたんですが、
成績がなかなか戻ることのない私に、何人もの先生が話しかけてくれるようになりました。
廣田校長も、です。
校長先生が生徒の成績のことで話かけてくれるというのも、かなり衝撃でした。
最終的に私は、先生と一対一で話す機会を用意してもらいました。
何を話していいか全然わからなかったのですが、
いざ二人っきりになって向かい合うと、次から次へと言葉があふれてきました。
バイトのことや、課題が追い付かないこと、でも帰りたくない、ということ。
ほとんどが愚痴になってしまったかもしれません。
でも先生は、熱心に耳を傾けてくれたし、
「そう思えるってことは、本当に勉強したいって思えてる証拠だよ。
挫折した人こそ、成長できるんだから」
と、成績が急降下して課題もやってこない、今の私を認めてくれたんです。
ダメな自分はすごく悔しいけど、先生の優しさがものすごく嬉しくて
その場で大泣きしてしまいました。
学校生活でこんな感動、今までなかったと思います。
今まで、中・高と、先生は生徒の敵だと、どこかで思ってしまっていました。
でも、NICの先生は、生徒目線で、なおかつ経験豊富な方ばかり。
先生方自身も、挫折を経験したこともあるのでしょう・・・。
そこで教えてもらったのは、NICスタッフの6割がNICの卒業生だということ。
その時の先生も、元NIC生だったのですが、
「後輩に、NICの素晴らしさを知ってもらいたいから、働く場所としてここを選んだ」
と、照れくさそうに言ってました。
先生に気持ちをとにかく吐き出し、私は再び奮起しました。
今思うと、誰かに聞いてもらいたかっただけなのかもしれません。
課題やバイトが減った訳ではなかったんですが、
もっともっとやる気が湧くことで、不思議と課題も進みました。
やる気さえあれば、学力もおのずとついてくるのだ、ということに改めて気付きました。
それからも何度かつまずきそうになりましたが、
先生の言葉を思い出して、勉強に励むことができました。
泣きたいほど悔しいってことは、それだけ前に進みたいってこと。
挫折を味わった分だけ、成長できるってこと!
あの時の挫折と、先生の言葉が、今の私につながっているんだと思います。
挫折を味わうことができて、本当によかった!
それでも辛い日々は変わりません。
次は、そんな過酷な日々を、どう乗り越えたのかということをお話します。